世界中の防犯カメラが見れるサイトがある?「Inssecam」はプライバシーの侵害?

「世界中の防犯カメラを見れるサイトがある?」防犯カメラの映像が他人に見られるという危険なWEBサイトがあります。今回はそのサイト「Inssecam」について詳しく見ていきたいと思います。

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防犯カメラが見れるwebサイト?

「Inssecam」をみていくと、ある日本国内の会社内を監視する防犯カメラの映像が見られます。各々の会社が取り付けた、防犯、セキュリティ上の防犯カメラの映像になります。びっくりすることにこの映像がだれでも見れるよう生配信されているWEBサイトになります。しかも、日本だけでなく世界中です。

アメリカや日本、イタリア、フランス等、100カ国あまりある国名の中からいずれかを選ぶと防犯カメラの映像が一覧表示されます。画面の右側にはカテゴリとして、街、村、動物、川、ビーチ、オフィスなどといったものが40個ほどあります。オフィスのようなものをクリックするとなんと防犯カメラのリアルタイム映像が表示されるのです。そしてその下にはカメラの場所を示していると思われる地図まで表示がされています。

防犯カメラがみれるサイト?コンビニやお店の防犯カメラが丸見え

世界中の防犯カメラ映像が誰でも見られるWEBサイト「insecam」ですが、どのようにして防犯カメラの映像にアクセスしているのでしょうか?それはクローラと呼ばれるプログラムが関係していることがわかりました。このクローラというのはインターネットのウェブ上を徘徊するロボットのことです。ウェブ上を周回しながら、文章や画像を定期的に取得することでデータベース化させているのです。

インターネット上でさまざまな情報を閲覧できるのはこのクローラのお陰なのですが、このサイトはこのクローラを使い、インターネット上に接続された防犯、監視カメラを探し出しているのです。そして情報を取得されてしまった防犯カメラの記録が、世界中に公開されてしまっています。この誰にでも見られる状態ということは常にプライバシーの侵害の危険にさらされているということになります。

しかし、この問題は、プライバシー侵害という個人の沸くをも超える危険性を孕んでいるのです。もし、この店内の情報から場所が発覚すれば、防犯カメラの映像を見て誰もいないと確認してから盗みに入ったり、コンビニでは客がいないことを確認して強盗に及ぶことも可能となってしまいます。つまり、泥棒は何も危険を侵さずに、家にいながら下見をすることができてしまいます。これは犯罪に利用される可能性も高く、とても危険です。

防犯カメラには店内の様子がハッキリと分かるように設置されているものもあります。もし、銀行の中身が丸見えだったらどうでしょうか?警備員の配置、金庫の位置まで把握されてしまいます。こうした映像が生中継で流出している場合、警備員の有無、人数、店内の物の配置なども外部に筒抜けの状態となり、個人のプライバシーから強盗などの凶悪犯罪を誘発する危険性もあります。

防犯カメラが見れるサイト位置情報もみれる?

どうやらここで公開されているほとんどの映像は、IPアドレスから位置情報を取得しているらしく、大まかな位置しか表示されていないようです。ですから、都内であればそのほとんどが都庁を示すようになっているようです。その他の県では区役所や市役所を示しており、この位置情報はあくまでも参考程度になります。

防犯カメラが見れるサイト無断配信の影響はスマホにある

自宅のパソコンやスマホでも、カメラ機能が付いていて、インターネットに接続されていれば見られている可能性もあるというのです。例えば何かアプリをインストールする際に「許可しますか?」といった画面がでることがあると思いますが、それも関係するようです。

防犯カメラが見れるがセキュリティはしっかりしよう!

これを逆に考えるとセキュリティさえしっかりしておけば防ぐことができます。
監視カメラやパソコン、スマホなど、パスワードが設定されているものは初期設定で使用をしないようにしましょう。アプリなどをインストールする際にも書かれている項目を確認するクセをつけましょう。

インターネットに繋いでいるWebカメラというものは、外部からその映像を確認できる利点がありますが、逆に言うと、パスワードをしっかりと設定しなければ、第三者のアクセスは容易なのです。

例えば家の鍵のロックナンバーが「1111」とか「1234」などでしたら、誰でも簡単に推測できますよね?ですから、スマホもWebカメラとして使わなければ少なくとも「insecam」のようなサイトに載るといったことはなくなります。

逆にWebカメラとして使うことがあるとすれば、パスワードをきちんと設定するならば問題ないわけです。

世界中の防犯カメラが見れるInsecam(インセカム)はプライバシーの侵害じゃないの?

不特定多数の人が通行する街中やコンビニに設置された防犯カメラの映像では、プライバシー権侵害の主張は難しいと思われます。しかし、病院や歯科医院の診療室、浴場の更衣室などであれば、そのカメラの管理者を訴えることができる可能性はあります。これは「insecam」に対してということではなく、「防犯カメラを設置している各店の管理者に対して義務と責任が生じてきます」カメラの設置場所や映っている内容、管理者のパスワード設定の有無によりますが、プライバシー権の侵害になる可能性は十分にあると思われます。

本来、不特定多数の人に見られることを想定されていないものが公開されているわけですから、IDとパスワードを初期設定のまま使用していたり、他の人が撮影されたものを見ることができる状態でカメラを設置している管理者にはプライバシー権侵害の観点でいえば過失があるといえるでしょう。

世界中の防犯カメラが見れるInsecam(インセカム)は不正アクセス禁止法には引っかからないの?

不正アクセス禁止法の観点から見れば、不正アクセスになるかどうかというのは非常に際どいラインになるかと思われます。不正アクセスになる要件には「1ネットワークに接続されているコンピュータであること。また2ネットワークを通じてコンピュータへのアクセスが行われたものであること。3他人の識別符号またはアクセス制御機能による特定利用の制限を免れることができる情報または指令が入力されたものであること。

4 アクセス制御機能によって制限されている特定利用をすることができる状態にさせたものであること。
問題は3の「1234」など誰でも思いつく単純な初期設定のIDとパスワードを、識別符号またはアクセス制御を管理する機能として認めるかどうかが問題視されて、専門家の中でさまざまな意見が聞かれています。

どちらにせよ、前提として誰でもアクセスできる状態下で第三者にアクセスされた場合は、この法律を適用することができません。そもそも、今回のケースは外国での行為になりますので日本の「不正アクセス禁止法」で取り締まれる可能性は極めて低いです。

>世界中の防犯カメラが見れるInsecam(インセカム)の防犯カメラが覗かれない具体的な対策は?

このWEBサイトで公開されている世界中の防犯カメラはある共通点があります。それはパスワードです。防犯カメラには、管理者や所有者のみがアクセスできるようにパスワードを設定することが必要です。しかし、この問題で流出した防犯カメラのパスワードは購入時に設定されている「初期設定」のままだったのです。

流出したメーカーは「パナソニック」「ソニー」といった国内メーカーも名を連ねています。初期設定のパスワードはその多くが「Password」「1234」「admin」と各社共通しています。買ったままの状態、いわゆる「工場出荷時」のユーザー名、パスワードを変更せずに使っていたため、「insecam」はそこを狙い、世界中の防犯カメラ映像を生中継できるようなWEBサイトを立ち上げたわけです。

対策としては、Insecamのクローラにアクセスさせないために、初期設定のパスワードを変更することが有効となります。各メーカーや各防犯カメラで手順が異なりますが、設定画面で「ユーザー認証」を「Off」あるいは「未登録ユーザーを許可」と設定している場合、誰でもアクセスできる状態になり危険となります。

ユーザー認証の設定を「on」または「未登録ユーザーを禁止」とし、容易に推測できないようにユーザー名・パスワードの設定が必要です。
単純に「1234」から「3412」とするだけでも有効ですが、「s213」のようにアルファベットと数字を組み合わせて設定することをおすすめします。防犯カメラの管理者がパスワードの初期設定を変更することも大切ですが、各個ごとにランダムなパスワードを設定済みで販売するなどのメーカー側にも対策が求められるかもしれませんね。

世界中の防犯カメラが見れるInsecam(インセカム)ニュースにとりあげられる?

当初はこのサイトに6965件ほどあった、日本の防犯カメラ数ですが、ニュースでとりあげられるようになってからは1700件と確実に減ってきています。各企業が気を付けてID・パスワードを設定して行い無断に公開されることが減ったからだと思われます。

まとめ

さていかがでしたか?世界中の防犯カメラが見れるサイト「insecam」についてご紹介をさせていただきました。そんなサイトがあるのかとゾッとしますが、逆にセキュリティ対策ができているかということを知るのにも便利かもしれませんね。防犯カメラのセキュリティ対策はしっかり行いましょう。

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