家庭用の防犯カメラを屋外に設置する際に注意することを解説

 近年、防犯に対する意識はますます高くなっており、家庭用に防犯カメラの導入を検討する家庭も増えています。何かが起きてからでは遅いので、安心に生活をするため、もしくは万が一のために備えての防犯対策として家庭用の防犯カメラを屋外に設置している家庭も増えてきています。ここでは、屋外に防犯カメラを設置する際に注意するべきことについて紹介します。

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屋外に家庭用防犯カメラを設置する際には雨への対策を

 屋外に防犯カメラを設置する際に絶対に重要になってくるのが、防水防塵対策です。屋外に防犯カメラを置くとなると天気の悪い日は必ずありますので、自然災害に強いタイプの防犯カメラを設置する必要があります。

屋外に防犯カメラを設置する際はIP66以上がおすすめ

 防犯カメラを外に設置する際に大事なのは防塵防水がしっかりしているIP66の機器を選ぶことです。防犯カメラは安くありませんので、最初からしっかりしたものを選ぶことがおすすめです。屋外に置けば雨が強く降る日もありますし、埃を被ることもあるので、これらのものに強いタイプの方が壊れにくく、屋外の撮影にはこうしたことに強いものを選ぶのが必須と言っても過言ではありません。
 このIP規格とは国際電気標準化会議にて定められた国際規格で、日本工業規格でも採用されている電子機器の防水・防塵の規格となっています。IP00からIP68まであり、10の位が防塵機能、1の位が防水機能を示しており、数字が大きければ大きいほど防塵・防水機能が強いということを意味しており、屋外に設置する防犯カメラであれば、IP66以上はあるものを選ぶのがいいと言われています。

屋内用の防犯カメラを使うことも出来る

 屋内用の防水、防滴加工のされていない屋内用の防犯カメラを加工して、屋外用の防犯カメラとして使うことも出来ます。箱型のハウジングという防滴加工機材を利用する方法です。これを使わないと設置することはできません。壁付け用や天吊り用のハウジングが販売されています。

屋外に家庭用防犯カメラを設置する場合は夜間に撮影できるものを

 屋外に家庭用の防犯カメラを設置する場合は夜間でも撮影が可能なものを選びましょう。
暗視型の防犯カメラには、微光監視型カメラと赤外線暗視カメラとがあります。
 微光監視型防犯カメラでは、豆電球より少し明るい程度のわずかな明かりを高感度で拾い取ることができるため、夜間や暗いところで撮影をすることができます。こちらは高感度暗視カメラとも呼ばれています。微光監視型防犯カメラは昼間でも夜間でもカラーで撮影することが出来ますが、導入コストは赤外線タイプのものよりも高くなります。長期で使用することが出来ます。
 赤外線暗視タイプの防犯カメラは、完全な暗闇の中でもしっかりと鮮明な映像を撮影することが出来る防犯カメラで、現在は夜間用の防犯カメラとしてはこの赤外線暗視タイプの防犯カメラが主流になっています。車のナンバープレートや人相までしっかりと撮影できるようになっているため、詳細な情報まで確認できるものが必要な場合には赤外線暗視タイプの防犯カメラがおすすめです。
 赤外線暗視タイプのカメラでは昼間は通常通りのカラーで撮影をしてくれますが、ある一定程度の暗さになると自動で赤外線撮影モードに切り替わってくれます。一般的なものは赤外線撮影モード時は白黒映像ですが、最近ではカラー撮影対応のものもあります。
 赤外線暗視タイプのカメラを導入する際には、赤外線の照射距離に注意が必要です。赤外線の届く距離は一般的に15メートルぐらいまでで、長くても25から30メートルぐらいまでです。赤外線が届かない範囲は撮影が出来ないので、置く場所には注意をする必要があります。撮影対応範囲は最大照射距離の半分ぐらいだと思って設置しましょう。
 赤外線を発光するLEDライトには寿命もあるため、ライトがつかなくなったタイミングで修理・交換をする必要がです。また、赤外線の光はかなり強力なため、近すぎて光がよく当たりすぎてしまう個所はハレーション(被写体の周りが白くぼけてしまう現象のことをハレーションと言う)が起きてしまうこともあり、映像が鮮明に見えなくなってしまうと言う問題が出るときもあります。

屋外に家庭用防犯カメラを設置する際の設置工事について

 屋外に防犯カメラを設置する場合は、ほとんどの場合に配線は壁に穴をあけて屋内に持って来ないといけないことになります。エアコンのダクト穴や換気口を使って配線を行うことも出来るですが、見栄えが悪くなってしまうこともあり、室内の電源の高さから穴をあけて配線をした方が見栄えは良くなります。
 なぜ配線の話が出て来るかと言うと、防犯カメラを屋外に防犯カメラを設置する場合にはワイヤレスの防犯カメラよりも、有線タイプの防犯カメラの方が向いているからです。
 有線タイプの防犯カメラではケーブルを通じて画像を映像機器に送信するため、容量の大きい画像を高速で送信することが出来るため、鮮明な画像をリアルタイムに近い時間に映し出すことが出来るタイプの防犯カメラです。配線工事も必要になり、費用は高くなりがちなのでワイヤレスがいいと思う人もいるのですが、屋外用の防犯カメラとしてはこちらのタイプの方が綺麗に映るので業者にもおすすめされています。
 ワイヤレスタイプの防犯カメラは撮影した画像を電波に変換してWifiなどを使ってデータを送るタイプの防犯カメラです。有線タイプの防犯カメラと比べると高画質のデータを送ることが出来ない上に、スピード面でも有線タイプの防犯カメラには劣ってしまいます。ただ自力で設置できるようなものもあるため、気軽に防犯対策を始めてみたい場合にはこちらを利用される方もいます。
 

屋外に家庭用防犯カメラを設置する際にあると便利な機能とアイテム

侵入者をライトで威嚇して防犯!人感センサーライト機能

 人感センサーライト機能とは、赤外線などの技術を使って人が通った時に反応して、センサーライトが光る機能のことです。夜道に人の家の前を通った際に急に電機が点灯することがありますよね、あれが人感センサーサイトです。
 夜間に人の家の前を通った際に急に明かりがつくことで、この家には防犯カメラが付いているということを知らせることが出来、防犯意識の高い家であることを知らせることも出来るため、防犯対策になると言われています。この機能がついていることで威嚇することが出来るので、安心して生活できますよね。
 人感センサーライトは動物と人にしか反応しないのですが、動体検知というものもあり、それは動くもの全部に反応します。

あえて録画機能のないダミー防犯カメラを導入して威嚇効果をアップ

 撮影機能はないけれども防犯カメラそっくりのダミーの防犯カメラというものもあります。こちらは威嚇効果を狙って置くタイプのアイテムでして、多くのカメラを設置していると見せかけることで、防犯カメラの死角を狙って犯罪を行おうとする侵入者の犯行を防ぐ効果があります。
 あまり安っぽい物を買うと偽物であることがすぐにばれてしまいますので、意味がないのですが、ダミーのカメラは本物の防犯カメラよりは安いので、防犯カメラの他にダミーの防犯カメラを置く家庭もあります。こうして防犯カメラに見えるものを増やすことで、この家には隙はないと思わせる、犯行を行ってもカメラで記録されているから、捕まってしまうと思うので、犯行を起こさせにくくする効果があります。

屋外に家庭用防犯カメラを設置する際の注意点

防犯カメラで撮影していることを知らせましょう

 屋外に家庭用の防犯カメラを設置する際には「防犯カメラ撮影中」「防犯カメラ作動中」といった、防犯カメラを設定していて撮影していますということを周りに告知する内容のステッカーを貼るようにしましょう。何も告知がないと知らないうちに他人のプライバシーを侵害してしまうことになり、ご近所トラブルの原因になってしまうこともありますので注意が必要です。
 また、このようなステッカーをわかりやすいところに貼っておくこと自体に防犯効果がありますので、わかりやすいところに貼るようにしましょう。

撮影範囲や逆光に注意

 屋外に防犯カメラを設置する場合、1日のどこかの時間に太陽の光が逆光になる時間帯が存在します。逆光補正機能を利用する必要があります。また、明暗差のある場所ではWDR機能で明るい場所と暗い場所の補正を行う必要があります。
 一般的な屋外用の防犯カメラにこれらの機能はついていますが、ネットショップなどにある安い防犯カメラには付いていない可能性もありますので、この機能がちゃんと付いているかも確認してから購入するようにしましょう。
 また防犯カメラを設置した場所の茂みや木の枝の手入れなどもしっかりとする必要があります。カメラの視界を遮ってしまうと、証拠となる映像が残らなくなってしまいますので、防犯カメラを設置する際に撮影を邪魔するようなものが映らないような位置に設置するようにしましょう。

屋外家庭用防犯カメラの設置まとめ

 屋外に家庭用の防犯カメラを設置する場合は、配線工事が必要にはなりますが、高画質な映像で防犯をすることが出来る有線タイプの防犯カメラを設置することがおすすめです。
 また、雨などの天候にも耐えられるタイプの防犯カメラにする必要があるので、防水防塵対応の丈夫な防犯カメラを購入するようにすることがおすすめです。
 屋外の家庭用防犯カメラには色々な機能がついているものがあり、データの送受信の方法や、撮影の仕方の違いなどもありますので、ご自身が防犯カメラを設置する目的と用途をよく考えたうえで、必要なシステムが付いている防犯カメラを選ぶようにしましょう。

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