犯罪の防止や犯罪に巻き込まれた際の証拠を残してくれるだけでなく、治安や安全を守ってくれる防犯カメラ。防犯カメラを設置する際にはどこにどのように設置するかと言うのが防犯カメラを設置した効果を最大限にするために大事になります。ここではどのように防犯カメラを隠すのが効果的になるのかを紹介します。
家の中に防犯カメラを設置する場合の隠し方
道を歩いていると急に明かりがパッとついたりして、防犯カメラを外に設置している家は多いなと感じることは多いのではないでしょうか。この明かりがつくことで侵入を試みた人はセキュリティ対策をしている家のようだから諦めようと思うため、犯罪を防止する効果があるので、24時間安心して過ごすことが出来ます。しかし、家の中に侵入してきてしまった場合は、家の中に設置した防犯カメラが活躍することになります。
犯罪の手口は年々高度化しているので、家の中にも防犯カメラを設置し、その映像が犯人逮捕の手がかりになることもあるので、防犯カメラの効果を発揮するような場所に設置しましょう。
防犯カメラはどこにどのように設置するのが効果的?
屋内に防犯カメラを設置する場合は何のために防犯カメラを設置するのかという目的に合わせて設置する必要があります。例えば、家政婦さんなどを雇っている場合に何か盗みを働いている可能性が伺われる場合は被害に遭ってるものを映せるように防犯カメラを設置する必要があります。
また大抵の場合は人が侵入してきてしまった際に犯人を特定する場合の手掛かりにするために設置すると思いますので、しっかりと犯人の動きをとらえられる位置に置く必要があります。家の中に防犯カメラを設置する場合は犯人に気が疲れてしまうと意味がないので、威圧感のないタイプの防犯カメラで薄いものや小さいものがおすすめです。もしくはねじ型などカモフラージュできるものが良いでしょう。
目立つタイプの防犯カメラを設置すると場所がばれてしまうので、死角になる場所を狙って犯罪が行われてしまうので、注意が必要です。配線を天井の中などに隠して、防犯カメラはドーム型の威圧感が少ないタイプを利用するのがばれずに済むためおすすめです。
屋内用の防犯カメラは防水対応ではないので設置場所に注意
屋内用の防犯カメラは天気の影響を受けないため防水対応にはなっていないのが一般的です。設置する場所は湿気の多い場所やシャワー室など水がかかってしまう可能性がある場所は避けましょう。
家の中に防犯カメラを設置する時の注意点
防犯カメラの設置は被撮影者のプライバシーを侵害してしまう可能性もあります。映像が漏えいしないように等と映像データの管理には注意しましょう。
家の屋外に防犯カメラを設置する場合の隠し方
家に防犯カメラを設置する際に一番一般的なのが屋外に防犯カメラを設置するケースです。屋外に設置する防犯カメラに関しては、防犯カメラで見張っていますよとアピールをするためにわざと目立ちやすい場所に設置するケースや、人感センサーライト機能で人が来た時にパッと明かりを付けるようにするケースも多いので必ずしも隠さない場合もあるのですが、隠して設置することも大事なので、ここでは隠し方を紹介します。
屋外の防犯カメラはどこにどう設置する?
屋外防犯カメラを設置する場合は目立つ場所に置くものと隠すものをしっかりと使い分けることが大切です。目立つところに設置することで侵入者を威嚇することが出来るので、目立つ場所に置くものと、万が一侵入者がいた場合に証拠になるものを撮影するように隠すものをわけて利用しましょう。
屋外に設置する防犯カメラの隠し方としては、木の上や植木鉢の中に隠すなどの方法があります。また木の上などに隠す際は、葉っぱや枝などが防犯カメラの視界を邪魔していないかなどもしっかりと確認して設置をしましょう。威圧感を与えるためにダミーの防犯カメラを設置することもおすすめです。撮影用には向きませんが、しっかりと撮影できるタイプのものよりも安く、威嚇するためには役に立ちます。
「勝手に撮られた」などご近所トラブルにならないように、防犯カメラを設置しているということを周知させるためのステッカーなどを貼るようにしましょう。
駐車場に防犯カメラを隠す際の隠し方
駐車場に防犯カメラを設置する場合は、車上荒らしや車を故意に傷付けるなどの迷惑行為を未然に防ぐという目的もあるため、必ずしも隠す必要はなく、むしろ見張っていますと言うアピールが出来るように威圧感のあるものを設置することが大事です。しかし、大きいものだと場所がばれてしまい、壊されてしまうと犯人の特定に繋がらないため、複数目立たないタイプのものも設置することが重要です。
設置場所としては出入り口やフェンスの付近、また全体を移せる場所にも置く必要があります。個人の駐車場に置く場合は車内の中に小さい防犯カメラを隠して設置することも効果があります。
オフィスや事務所に防犯カメラを設置する場合の隠し方
オフィスにも防犯カメラを導入しているところは多くあります。社員が情報漏えいをしたり、オフィスの備品を盗んでしまうことを防いだり、セクハラなどの迷惑行為の防止にも繋がるからです。
窓やドアを破壊して侵入されることが多いので、それらの周辺に防犯カメラを設置するのがおすすめです。また、オフィス内の設置にはドーム型の威圧感の少ないものが設置にはおすすめです。
店舗に防犯カメラを設置する場合の隠し方
ショッピングセンターなどに行くと多くの防犯カメラが設置されているのを見掛けるように店舗にも犯罪を防ぐために防犯カメラを設置している場所が非常に多いです。万引きなどの犯罪は常に発生しているので、犯人の特定にも役立ちますし、犯罪をした証拠としても防犯カメラの映像は役に立ちます。また、明らかに防犯カメラを設置しているとわかるように設置することも未然に犯罪を防ぐために役立ちます。
では店舗に防犯カメラを設置する場合はどのように隠したらよいのでしょうか。あまりばれやすいと死角になる場所を狙われてしまうので、上手に隠すことが重要です。
防犯カメラを設置するタイミングはいつがいい?
防犯カメラを隠したい場合は営業時間外の時間に業者に依頼して設置してもらうのがおすすめです。店舗などに設置する防犯カメラは万引きの防止以外にもスタッフの内部不正があった場合の証拠としても使用したい場合もあるので、店舗の営業時間外に業者に取り付けてもらうのは効果的です。隠すために小型ピンホールレンズカメラやねじ型のカモフラージュカメラなどぱっと見ただけではわからないタイプのカメラを隠して設置しましょう。
もしくは自分や管理者数人でスタッフがいない時間に設置するという方法もあります。最近は自分たちで簡単に設置できるものもあるので、コストを抑えたい場合はそういうものを利用するという手もあります。
どんな防犯カメラを使えばいい?
スタッフに秘密で防犯カメラを設置する場合に大事なのが防犯カメラのサイズです。せっかく設置しても大きい目立つタイプの防犯カメラを設置したのでは、何かの疑いがあるから設置した場合にはばれてしまうので、証拠となる映像を残すことが出来ません。もちろん防止するための威嚇方法としては役に立ちますが。
スタッフに内緒で防犯カメラを設置する場合は目立ちにくいカメラと目立たないネットワークを用意することが重要です。最近は小さいタイプや薄いタイプの防犯カメラやカモフラージュ型の防犯カメラもあるのでそういったものを選んで隠せるようにしましょう。
防犯カメラは隠し方だけじゃない!ダミーの防犯カメラもうまく活用しよう!
防犯カメラの効果を最大限にするのはダミーの防犯カメラも設置すると言うのが効果的です。なぜなら防犯カメラを多く設置するとかなりの費用が掛かってしまうため、設置できる数にも限界があるからです。そうするとどうしても死角と言うものが出来てしまい、その資格を狙って犯罪が行われる可能性があるからです。
そんなに多くは防犯カメラを設置できないので、その代わりにダミーの防犯カメラを設置するのです。ダミーの防犯カメラはしっかりと撮影が出来るものよりは安いです。ただ防犯カメラがダミーのものであることがばれてしまうと、意味がないのである程度は本物に見えるようなしっかりとしたものを買って設置するのがおすすめです。
<h2>防犯カメラの隠し方まとめ</h2>
防犯カメラの隠し方設置の仕方について、時と場所ごと、シチュエーションごとに紹介しました。防犯カメラは、うまく隠すものと威嚇用に目立たせるようにするもの両方をうまく使い分けることが重要です。防犯カメラをうまく隠す、目立たせる、ダミーを設置する等色々な対策を取ることで防犯カメラの効果を最大限に発揮することが出来ますので、設置する際には目的や用途に合うように導入できるようにしましょう。
最近はねじ型のもの、ペン型のものなど色々なアイテムになり済ましているタイプの隠せるカメラがありますので、そういったものもうまく使いましょう。録音できるタイプのものもあり、主にセクハラやパワハラなどの現場を押さえるために使用される目的の場合が多いのですが、これらは隠すのにはかなり最適で、かつ最近は映像がきれいに映るものもありますので、こういうものをうまく利用することもおすすめです。
うまく防犯カメラを隠したい場合は業者の方が一番色々な方法やケースを知っていますので、一度相談して効果的な方法で防犯カメラを導入するのがおすすめです。