監視カメラを家の外に設置して、防犯をする過程が増えてきましたが、家の中に設置する過程はまだまだ少ないです。家の中に設置をすると、子供や高齢者の見守り、ペットの管理、もしも空き巣に侵入された場合に証拠を抑えられるなどの様々なメリットがあります。
今回はそんな室内に設置する監視カメラを紹介していきます。
室内に設置する監視カラの特徴
監視カメラには主に2つの種類があり、屋外に設置するタイプと室内に設置するタイプです。屋外に設置するタイプは防水機能が付いていたり、暗闇の中でも撮影できたりと様々な機能が搭載されている場合が多いですが、室内に設置するタイプはその使用用途に合わせた仕様になっているので、室内に設置する監視カメラの特徴を紹介します。
呼びかけ機能
室内に監視カメラを設置するのは、主に高齢者や子供、ペットなどの見守りといった要素があり、呼びかけ機能があるのは室内に設置する監視カメラを選ぶ際に注意するポイントの1つです。
例えば高齢者が家の中で転倒してしまった、時間になっているのに薬を飲まないなどの問題が発生しても、呼びかけ機能があればすぐに知らせることができます。また子供やペットの見守りの際にも、呼びかけ機能があることで様々なコミニケーションが可能となります。
室内用の監視カメラのほかにこの指掛け機能が付いていますが、安い監視カメラとなれば呼びかけ機能が付いていない場合もあるので室内に設置する監視カメラを購入したい場合は注意が必要です。
遠隔操作
カメラがスマホやパソコンからの遠隔操作が可能、もしくは対象自動で追跡してくれる機能があるものは、室内に設置する監視カメラにおいて非常に便利です。
部屋が広い場合などは、監視カメラを固定しているだけでは、部屋のすべての範囲を撮影できない場合も多いですが、遠隔操作ができるタイプのカメラなら、部屋の中全てを監視することができます。また自動追跡が付いているタイプのカメラなら、対象者が動けば自動で追跡してくれるため非常に便利です。
こちらも非常に高度な性能なため、安い監視カメラにはついていない場合が多いですが、ある程度の値段の監視カメラにはほとんどついているため室内用の監視カメラを購入する際は遠隔操作、または自動追跡の機能が付いているカメラをオススメします。
赤外線撮影
こちらは認知症などを患っている高齢者、ペットなどが飼い主と一緒に寝ていない場合などに非常に便利な赤外線撮影ができるカメラです。外につけるタイプの監視カメラの
大国、この赤外線撮影機能が搭載されていますが、室内で利用する監視カメラにはまだまだ少ないです。しかし認知症等を患っている高齢者の方は、夜間徘徊などの心配がありますし、リビング等で寝ているペットたちが夜中何か問題を起こすかもしれないと言う飼い主の不安なども赤外線撮影が可能な監視カメラを設置しておくことでなくすことができます。
赤外線撮影と一口に言ってもその撮影精度はピンからキリまであり、一応撮影はできるが画質はかなり荒い、といったものから普段の撮影精度と変わらない画質で撮影ができるといったものまで存在するので、どれぐらいのレベルを自分が求めているかと言うのをしっかりと把握して選ぶのがコツです。
設置する場所が非常に広い場合は、高精度な赤外線撮影が可能なカメラを購入することをオススメしますが、1部屋がそこまで広くなく、ある程度の監視ができれば良いと言う方にはそこまでこだわる必要はありません。
監視カメラを室内に設置する目的
監視カメラを設置するのは屋外が多いですが、室内に設置する場合もあります。一般家庭で室内に設置する場合は、防犯というよりは高齢者や子供の監視、見守りの目的が多いですが、店舗などで使用する場合は万引きなどの防犯に使われることが多いです。
高齢者の見守り・介護
一般家庭で使う場合の半分以上は、高齢者の見守りに使用されます。特に一人暮らしをしている高齢者や、一緒に住んでいても昼間は一人で過ごしているという高齢者がいる家庭には多く利用されます。また、介護が必要な高齢者の場合にも、介護者の負担を減らす目的で使用される場合もあります。
高齢者の見守りで使われる監視カメラは、監視の要素よりも見守りの要素が強く、高齢者と監視をする側での会話や、動作を検知するセンサーなどが取り付けられている場合が多いです。
スマホなどと連動して使用する場合が多く、多くの配線などは必要ないカメラが多いですが、様々な機能がついているので高性能カメラと変わらない値段がします。
ペットの監視
こちらはテーブルなどに固定してペットの監視をするためのカメラです。ペットを長時間家で留守番させる方が多く使用していますが、監視だけの機能がついている場合が多いため、通常のカメラに比べたら安価で購入が可能です。また、旅行などでペットにお留守番をしてもらう場合は、定期的にお世話をする人もいるため、そこまでカメラの性能にこだわる必要はありません。
そのため最低限の機能が付いていれば、どんなカメラも使用することができます。
1つ注意点があるとすれば、ペットが登れる場所などに置いておくと、簡単に遊び道具にされたり、壊されてしまうので、天井などに固定するなどの工夫が必要です。
会社や飲食店での防犯
こちらが一般家庭ではなく、会社や飲食店、スーパーマーケットなどの店舗で利用する場合です。一般家庭ではつけるかで、付けない方が2つに分かれますが、会社や店舗などではほとんどで使用しています。その機能は非常に高く、高度な画像鮮明度、自動追跡による広範囲な撮影、米でも撮影できる赤外線機能、異常動作を検知するセンサー、ハッキング等を防止する強固なセキュリティーなど一般家庭で使用されるカメラに比べると、非常に高性能な特徴があります。
またカメラ1台だけ設置しても、100,000円以上費用がかかってしまうことも珍しくなく、大きな会社や店舗の場合カメラだけで数百万円の初期費用が必要と言う場合もよくあります。
室内用監視カメラの選び方
監視カメラを室内で使用したい場合は、セキュリティー会社に頼むよりもインターネットで購入したほうが安く済みます。インターネットでは様々なカメラが発売されていますが、その中でも比較的室内に設置するのに向いているカメラの特徴や選び方を紹介します。
赤外線カメラ
室内に設置する場合は赤外線カメラは必須になります。屋外なら街頭などの近くに設置すれば夜でも明るい状況になるため、赤外線カメラは不要になる場合もありますが、室内ではほとんどの場合夜が真っ暗になるため、赤外線カメラは必須といえます。
安い監視カメラには、赤外線機能が付いていてもその精度は非常に低かったりするので、室内向けの監視カメラを購入する際は、赤外線機能の高さも重要視する必要がいます。
値段
室内用のカメラは、屋外につけるカメラに比べて値段が安い傾向にあります。これは強される危険性の低さや、防水機能などの不要さなどがあり、コスト削減がしやすくなります。
また、屋外につける監視カメラと違ってあまり防犯的な使われ方はしないので、人が通るたびに威嚇をするといった機能もあまりついていません。
そのため室内に設置するには機能面だけを重視して、防水機能などの余計な機能が付いていないカメラを選べば比較的安いコストで購入することができます。
設置の簡単さ
屋外に監視カメラを設置する場合は、防犯などの効果も考え、設置場所を考えたり、業者に設置してもらう場合も多いですが、室内に設置する監視カメラの場合はそこまで気を使わなくて良いため設置が非常に楽です。
またいたずらなどにより強される、外されてしまうといった危険性も屋外に比べるとかなり低いため、自力で取り付けられる簡単な監視カメラを使用することも可能で、設置費用も浮かせられて一石二鳥です。
最近では1つの行動で監視カメラの設置ができるものや、コードレスのカメラなども発売されていたり、天井などに設置する形ではなくテレビ台などに置いておくだけで監視カメラの役割を果たすものもあるので、高齢者だけで暮らしている場合でも、自力で摂取することが可能です。
このように屋外に設置する監視カメラに比べると、全体的に設置が非常に楽といったメリットがあります。
呼びかけ機能
こちらは特に一般家庭で室内用の監視カメラを設置する際にオススメの機能で、監視カメラから呼びかけ、または会話ができると簡単に家族とのコミニケーション取ることができます。
例えば子供が夜まで留守番している場合、子供の行動を見て保護者の方が声をかけることができますし、高齢者の様子を日常的に見守りをし、何かあった場合に声かけをすることも可能です。
そのため室内で監視カメラを利用する際は、この呼びかけ機能付きのカメラをオススメしますす。
まとめ
室内に設置するカメラは、屋外に設置するカメラに比べて値段が安い、入った事が簡単などのメリットも多く、屋外に設置するのとは違った目的で設置される場合が多いです。
また、設置の簡単さから、自分で設置して設置費用を浮かせる場合も多く、一般家庭でも取り入れやすくなっています。
子供や高齢者の見守り、仕事をしている日中のペットの監視などその目的は様々です。
しかし室内に設置するからこそ、注意しなければいけないポイントや選び方などがあるため、ぜひ室内に監視カメラを設置しようとご検討している方は参考にしてみてください。