配達だけじゃない?!郵便局のみまもりサービスとは

郵便や配達でお馴染みの郵便局ですが、みまもりサービスも業務の1つとご存知でしょうか。

近頃は、警備会社のみまもりサービスや安否確認センサーなどが普及し、離れて暮らしている両親の様子を確認できるようになりました。しかし、ただ元気か確認できるだけではサポートできない部分がどうしても出てきてしまいます。なかなか会えない両親が寂しい思いをしていないだろうか、と気にかかる方も多いでしょう。

郵便局にはそんな小さな心の隙間を埋めてくれるような、みまもりサービスがあります。

それでは具体的にどのようなサービスなのでしょうか。
項目ごとに詳しく説明していきたいと思います。

おすすめの見守りサービス

郵便局のみまもりサービス一覧

郵便局にみまもりサービスは、主に3つの種類があります。

1つ目は、みまもり訪問サービス。
月に1回、郵便局社員が利用者宅へ直接訪問をします。

2つ目は、みまもりでんわサービス。
利用者へ毎日電話で連絡を行い、体調確認をします。

3つ目は、駆けつけサービス。
緊急事態の時、要請に応じて警備会社が駆けつけます。

これらのサービスは、セットで加入することもでき、それぞれ割引が適応されます。

例えば、みまもり訪問サービス+みまもりでんわサービスのセットの場合、固定電話のコースで月額3,570円のところセット割引で3,460円になるなど、毎月割引が適応されます。

それでは具体的にサービスによってどのような違いやメリットがあるのでしょうか。サービスごとに検討していきましょう。

郵便局のみまもり訪問サービスとは

みまもり訪問サービスでは、月額2,500円で高齢者の安心安全のために、郵便局社員が定期的に訪問します。
訪問時間は毎月約30分程度、ただ安否確認をするだけでなく、会話を通して生活状況を確認します。会話の内容や状況報告などは後ほどメールで伝えてもらうことができます。

毎月の訪問時には、郵便局社員と一緒に脳活トレーニングを楽しんだり、医師のアドバイスを元に体操や食事、健康、生活に関わる情報などを伝えながらコミュニケーションをとります。また、郵便局のみまもり訪問サービスに加入すると、健康や医療、介護に関する相談を医師や看護師などの専門スタッフに24時間無料で問い合わせることができます。

体調を崩してしまったが、近くに病院もなく、どのように対処したら良いかわからない、そういった場合は、この無料相談サービスを活用して対処方法を問い合わせることができます。医療機関がお休みの日や時間外で対応できない時に怪我をしてしまった場合でも相談できる場所があると思うと安心です。

訪問時の生活状況の確認には、10項目の質問事項が用意されており、そのうちの3項目は23項目の中から自由に選択することができます。

基本の7項目では、体調を確認するもの、食事や睡眠の状況、運動や外出の頻度、日常生活で支障を感知ることはないか、その他心配事はないか、などの確認をします。

質問事項の具体的な内容は郵便局みまもり訪問サービスのHPにて確認することができます。選択できる3項目の質問事項一覧も表示されているので、月ごとの状況に合わせて適した項目を選んでいくと良いでしょう。

例えば、風邪が流行っている時期などに「インフルエンザ等の予防接種を受けましたか」という質問事項をプラスしたり、季節の変わり目、服装に困っていないか確認するために「髪や服装の身だしなみに気をかけていますか」という質問を入れてみたり、季節や利用者の出来事に合わせて質問事項を変えていくと状況把握が広がっていきます。

お誕生日が近い月には「欲しいものはなんですか」という質問を郵便局社員に聞いてもらったり、直接は聞きづらい「お子様と一緒にしたいことはありますか」などの質問もしてもらったりすることもできます。

一人暮らしをしている高齢者や遠く離れた場所に住む両親は、家族に心配をかけないように不安や不便に感じていることを話さない方もいます。こうした訪問サービスを利用して第三者に聞かれた方が率直な意見を聞くことができ、サポートしやすいという面もあるでしょう。

このみまもり訪問サービスは、一人暮らしの高齢者や遠く離れて暮らす両親が人との会話で元気になるよう、郵便局がサポートするサービスシステムです。
ただし、局員の指名はできず、時間も30分と限りがあるので、特定の人とゆっくりコミュニケーションを取りたいという方には少々不満が残ってしまう場合があります。

一方的にサービスを決めてしまうのではなく、利用者に一度相談を持ちかけてサービスに加入したり、加入後の状況を直接利用者に聞いてみるなどのサポートも欠かさず行うようにしましょう。

緊急時の駆けつけや安否確認のみまもりセンサーだけでは、コミュニケーションの機会が増えません。

月に一度の訪問と聞くと少し頻度が少ないように感じますが、月に一度一定の期間でコミュニケーションをとること、異変に気がつきやすくなり認知症の早期発見などにも役立つことがあります。

なかなか頻繁に会えない両親には、郵便局のみまもり訪問サービスを活用して、心のケアをしてあげるのも良いでしょう。心が塞ぎ込んでしまうことを予防したり、コミュニケーションを通してでないと伝わらない想いなどがキャッチしたり、こまめにサポートしていくことが大切です。

郵便局のみまもりでんわサービスとは

みまもりでんわサービスは、固定電話コースと携帯電話コースの2つから選択できます。
忙しくて毎日電話での安否確認ができないという方でも、このサービスを利用すれば毎日決まった時刻に電話をかけてもらえるので安心です。

月額料金は、固定電話コースは月額1,070円、携帯電話コースは月額1,280円で提供されています。毎日指定の時間に電話をかけ、未応答の場合は1時間以内に再度電話をかけます。2回連続で応答がない場合は、不在結果がメールで届くので、異変を感じた場合はすぐに対応ができます。

このサービスでは録音メッセージが再生され、その質問事項に合わせて電話機の1〜3番の回答事項を選択し質問に答えるシステムです。
質問事項に答えた後は、健康情報や暮らしの情報などのメッセージが日替わりで流れます。その後結果はメールにて家族に連絡がいきます。

対面でコミュニケーションを取ることが苦に感じる方や体が不自由であまり行動範囲が広くないのでみまもりセンサーが活用できない、といった方には、このような自動音声を聞きボタンを押して回答するだけという簡単なシステムの方が向いていることがあります。しかし、電話で人と会話をしたいという方には、物寂しく感じてしまうサービスでもあるので注意が必要です。

また、電話と思って会話をしているが返答がない、おかしな電話がかかってきた、など自動音声の電話に違和感を感じてしまう場合や機械的な電話を毎日繰り返していくうちに嫌気がさして電話に出なくなってしまうことがあります。

手軽な安否確認が返って利用者の気分を崩してしまう原因になってしまうことがあるので、利用者の健康状況や性格に合わせてみまもりでんわサービスの利用を検討すると良いでしょう。

郵便局のみまもり駆けつけサービスとは

月に一度の訪問や自動音声電話でのみまもりは、緊急時には適していません。もしものことにも備えてしっかり対策しておきたいという方には、みまもり駆けつけサービスの併用がおすすめです。

みまもり駆けつけサービスは、みまもり訪問サービスもしくは、みまもりでんわサービスのオプションとして契約することができるサービスです。
このサービスは警備会社のセコムやALSOKがサービスを提供します。

月額料金は880円、駆けつけの際に生じる料金は1回5,500円かかります。
サービス内容は、家族などの電話要請で利用者宅へ駆けつける「ご家族向け」と事前に機器を受け取り緊急時に操作をする「ご本人向け」の2つが用意されています。

「ご家族向け」は月額880円「ご本人向け」は月額2,200〜3,410円となっており、専用機器はプラス2,200円で利用者へ渡してもらうサービスが受けられます。

ご家族向けサービスは、24時間電話相談に対応しており、利用者宅の鍵を預かってもらうことができます。
その他、ご本人向けサービスとして、セコムのみまもりホン月額2,420円(加入料5,500円)やALSOKのHOME ALSOKみまもりサポート月額3,410円などがあります。

郵便局の「みまもり訪問サービス」や「みまもりでんわサービス」へ加入する際は、こうした緊急時に対応した駆けつけサービスも合わせて検討すると、もしもの時も安心です。生活環境や予算に合わせてサービスを検討していきましょう。

おわりに

郵便局のみまもりサービス、詳しいことは把握できたでしょうか。
みまもり訪問サービスは、「郵便屋さんが話しかけてくれると嬉しい」など温かい気持ちになる方が多くいるようです。日本郵政が行うサービスなので安心感があると感じる方もいるでしょう。

ポイントは以下の4つです。
郵便局には3つのみまもりサービスがあり、セット割引が適応される。
郵便局のみまもり訪問サービスを活用して心のサポートをしよう。
郵便局のみまもり電話サービスは利用者の健康状況や性格に合わせて活用。
緊急時に備えて郵便局のみまもりサービスと駆けつけサービスを併用。

郵便局のみまもりサービスでは不足な点を警備会社やみまもり機器でサポートするのも良いですし、みまもりセンサーなどの機器では対応できない心のケアに郵便局のみまもり訪問サービスを利用するのも大切なサポートになります。
利用者の生活状況や性格を十分に把握し、最適なみまもりサービスを選んでいきましょう。

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