防犯カメラの疑問を解決!動画の保存期間はどのくらい?

防犯カメラ動画の保存期間はどう決めるのでしょうか。防犯カメラは昨今、我々の生活の中で必要不可欠なものとなってきました。防犯カメラの動画が証拠となって犯人が逮捕されるケースも増えてきています。このセキュリティ重視の時代において、防犯カメラの導入を検討している人もいる事でしょう。
この記事では防犯カメラ動画の保存期間の決め方について解説します。また、防犯カメラ動画を撮影する際の基礎知識や注意点についても取り上げましょう。

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防犯カメラ動画の保存期間は?

それではまず、防犯カメラ動画の保存期間について解説しましょう。まずは防犯カメラ動画の録画の仕組みについて取り上げ、動画の保存期間をどう決定すれば良いのか説明しましょう。

防犯カメラ動画の保存①録画の仕組みとは?

防犯カメラの動画の保存期間について取り上げるに当たって、まずは防犯カメラに動画を保存する仕組みについて説明しましょう。防犯カメラは多くの場合、防犯カメラ本体とレコーダー、モニターそしてそれらを繋ぐケーブルによって構成されています。
防犯カメラで取り入れられた動画データはレコーダーに保存され、モニターに映して確認できます。レコーダーにはハードディスクが組み込まれており、そのハードディスクに動画が記録されて保存されます。これにより、現在の動画のみならず過去の動画をさかのぼって確認する事が可能になるのです。

防犯カメラ動画の保存②保存可能容量

防犯カメラで撮影された動画データはレコーダーのハードディスクに保存されます。レコーダーのハードディスクには2TB、4TB、8TBなどの動画保存容量のものがあります。動画の保存容量が大きいハードディスクほど価格が高価となるのが一般的です。
したがってレコーダーのハードディスクを選ぶ場合、予算と相談してハードディスクの容量を選ぶ事になるでしょう。また、ハードディスクに保存可能な動画の量は、その保存形式によっても変わってきます。防犯カメラの台数、画素数、圧縮方式、フレームレートなどの条件は動画の保存可能期間に影響を与えます。
例えば、ハードディスクの容量が同じであっても、接続する防犯カメラの画素数が100万画素と200万画素の場合では動画の保存可能期間に差が出るでしょう。この場合、100万画素の動画の方がデータが小さいため、より長い期間のデータを保存可能となります。

防犯カメラ動画の保存③保存期間の決め方

防犯カメラ動画の保存期間は、基本的にはできるだけ長く保存する事が理想となります。しかし、ハードディスクの容量に限界がある以上、防犯カメラ動画を無限に保存する事は不可能。ハードディスクの動画データが容量に達してしまった場合は上書きとして過去のデータを消去しなければなりません。
つまり防犯カメラ動画の保存期間は、購入可能であるレコーダーのハードディスクの容量と動画の保存形式によって決定します。しかし、動画の保存期間にはある程度の目安があるので、その保存期間を基準にして予算を考えたり保存形式を変えたりする必要があります。

防犯カメラ動画の知識~用語の説明

このように防犯カメラの動画保存期間は、購入可能なレコーダーのハードディスク容量と、動画の保存希望期間との兼ね合いによって決まってきます。また、防犯カメラの動画保存期間はその動画の保存形式によっても変わってきます。
防犯カメラの動画保存期間を変化させる要素としては画素数、フレームレート、動画伝送レート、圧縮率などがあります。これらの専門用語は、防犯カメラの初心者にはなかなか理解し辛いものであるかもしれません。ここで、これらの専門用語について解説しましょう。

防犯カメラ動画の用語①画素数

防犯カメラ動画の専門用語、まずは画素数から解説しましょう。画素数は画像解像度とも呼ばれ、画像や映像の映りの鮮明さを表す数値です。画素数が大きい画像や映像ほどくっきりとした映りとなります。デジタルの防犯カメラで撮影された映像は多数の点の集合体としてできています。
画素数とは、その画像がいくつの点によって構成されているのかを示す数値です。例えばYoutube動画などで良く表示されている1080Pという形式は横1920個×縦1080個の点によって構成される高画質映像です。主な形式の画素数は以下の通りとなっています。

形式名サイズ(点の数)画素数
1080P1920×1080207万画素
SXVGA1280×960122.9万画素
D1720×48034.6万画素
VGA640×48030.7万画素
Half-D1720×24017.3万画素

防犯カメラ動画の用語②フレームレート

防犯カメラ動画の専門用語、続いてはフレームレートです。フレームレートはネットワーク防犯カメラが出力する画像枚数のスピードを表す数字です。フレームレートはネットワーク防犯カメラが1秒間に出力する画像数、すなわちfps(frames per second)で表されます。
フレームレートの数値が大きいほど滑らかな動きの映像となります。

防犯カメラ動画の用語③伝送レート

防犯カメラ動画の専門用語としては伝送レートもあります。伝送レートはネットワーク防犯カメラが1秒間に出力するデータ量を表します。単位はbps(bits per second)ですが、通常は100万bpsを表すMbpsを単位として使います。防犯カメラ動画に用いられる画像は数多くの点から成り立っている事はすでに説明しました。この1つの点につき16ビットという数値のデータが出力されます。例えば1080P(1920×1080個の点)の防犯カメラから一秒に30コマが出力される場合、伝送レートは以下のように計算されます。
16×1920×1080×30=995,328,000bps=約995.3Mbps

防犯カメラ動画の用語④圧縮

防犯カメラ動画の専門用語、最後は圧縮です。圧縮とはハードディスクの録画可能時間を延ばすために動画のデータを簡略化する事を指します。圧縮する事によって画質は当然劣化しますが、現状では高画質の動画を保存できる長さは限られるために圧縮が必要となります。

防犯カメラ動画のトラブル解決~良くある事例集

防犯カメラの動画の保存期間の決定方法、そして防犯カメラ動画に関する専門用語の解説をしました。記事の後半は、防犯カメラの動画に関するトラブル事例について見てみましょう。防犯カメラの動画で良く起こるトラブル集です。それぞれについてのチェックポイントを挙げました。

防犯カメラのトラブル①ネットスピードの低下

防犯カメラを繋ぐとネット速度が遅くなるというトラブルは良くある事例の一つです。この場合、防犯カメラの接続にCAT5というタイプのLANケーブルを使っているケースが多く見られます。LANケーブルにはカテゴリーと呼ばれる種類があり、CAT5というカテゴリーの場合最大通信速度が100Mbpsとなっています。
最大通信速度が1Gbps出るCAT5eもしくはそれ以上のカテゴリーのLANケーブルを使用する事でトラブルが解決する場合が多くなります。

防犯カメラのトラブル②工事後の通信不良

防犯カメラの工事後、もしくは部屋の模様替えの後でネット接続が不安定になるケースがあります。この場合、ケーブルの圧迫や破損が考えられます。工事でケーブルが破損したケースもしくはケーブルの上に障害物を乗せてケーブルを圧迫しているケースが考えられます。
一通りケーブルの配線を確認して、可能であれば別のケーブルを繋いで接続状態を確認しましょう。

防犯カメラのトラブル③映像が見えない

防犯カメラの映像が全て見られない場合には、ファイアウォールの問題が考えられます。以下の設定を行う事で復旧する場合があります。

  1. セキュリティソフトを停止
  2. 信頼済みサイトに防犯カメラのIPアドレスを登録
  3. 「このゾーンのセキュリティレベル」を「中」にする
    カメラによって映るカメラと映らないカメラがある場合はポートの問題が考えられます。例えばiPadのブラウザでは87番ポートは使用できません。

防犯カメラのトラブル④Windowsアップデートの必要性

インターネット用防犯カメラを利用する時にWindowsのアップデートをするべきかという質問が良く寄せられます。防犯カメラを使用する時にWindowsは常に最新のものにアップデートするべきです。古いWindowsのままである場合、新しい防犯カメラ機材に対応していない場合があります。

防犯カメラのトラブル⑤動画の提出方法が分からない

実際に事件があって万が一映像を提出しなければならない場合はどうすれば良いのでしょうか。例えばNASベースのNVRという形式の場合は、以下のように行います。

  1. USBメモリをレコーダーに接続して再生ページよりUSBにコピー
  2. 指定された日付の全ファイルがコピーされるので、NVRにアクセスして目的のファイルをコピーする。

防犯カメラのトラブル⑥時計がずれる

防犯カメラの時計がずれる問題はNTPサーバーと同期する事によって解決できます。インターネット防犯カメラでない場合は別途NTPサーバーを設置する必要が出てきます。

防犯カメラの動画を犯罪対策に役立てよう!

この記事では防犯カメラの動画の保存時間の決め方について解説しました。また、防犯カメラの動画のトラブルについても解決策を説明しています。防犯カメラ動画の保存方法や提出方法を理解してセキュリティ対策に役立てましょう。

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