サービス付きが人気!高齢者住宅の種類とは?

高齢者住宅という言葉を最近良く耳にします。高齢者住宅とは一体何なのでしょうか。高齢化は日本社会の大きな傾向となりつつあります。日本では男女ともに晩婚化が進んでいます。生涯結婚をしない人の割合も増加傾向に。これらの傾向が生み出すのが新生児の数の減少。その結果として日本社会は高齢化しています。
また高齢者の親と子供の家族が同居する三世代住宅の割合も減りつつあります。代わって高齢者の親と離れて住む核家族、もしくは一人暮らしの割合が増えてきました。その結果、日本社会が抱える問題として、離れて住む高齢者の両親の老後のケアが浮き彫りにされてきています。
そこで注目を浴びている高齢者住宅。高齢者住宅は老人ホームとはどう違うのでしょうか。これらの疑問についても解説していきましょう。

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高齢者住宅には4種類ある!タイプ別の特徴とは?

それではまず、高齢者住宅とは何なのか見てみましょう。高齢者住宅の分類としては主に4種類の用語が使われます。その4つの用語を1つずつ取り上げてその特徴を解説しましょう。

タイプ①高齢者住宅

高齢者住宅のタイプにはまずシンプルに「高齢者住宅」と呼ばれるものがあります。高齢者住宅とは、高齢者を専門に住まいを賃貸する住宅を指します。高齢者住宅では賃貸アパートや賃貸マンションと同じように賃貸契約が交わされ、住居者の権利が保障されます。
高齢者住宅の定義としては以上のような事が当てはまり、住宅の広さ、バリアフリーなどの設備の有無、家賃などは条件には入りません。そのため、高齢者住宅に入居を希望する場合は、事前にサービスの有無や種類などを確認して契約を結ぶ必要があります。

タイプ②サービス付き高齢者住宅

高齢者住宅の分類として次にサービス付き高齢者住宅があります。サービス付き高齢者住宅は略して「サ高住」または「サ付き」などと呼ばれる事も。サービス付き高齢者住宅が入居者として受け入れる条件は以下の3点となっています。
■60歳以上
■要支援者
■要介護者
サービス付き高齢者住宅では医療や介護と連携して高齢者が暮らしやすい環境を整えます。サービス付き高齢者住宅が備えなければならない設備としてはバリアフリーが挙げられます。

タイプ③高齢者向け分譲マンション

高齢者住宅の分類として3番目に挙げられるのが高齢者向け分譲マンションです。高齢者向け分譲マンションもサービス付き高齢者住宅と同じく自立者から要支援者、要介護者まで受け入れます。高齢者向けの支援サービスが付いている事が条件となりますが、その種類の規定は条件にはありません。
提供されるサービスの種類は温泉、スポーツジム、習い事、プールなど多岐にわたります。高齢者向け分譲マンションによって提供するサービスが異なるので、入居前に調べる事が必要になります。

タイプ④高齢者専用賃貸住宅

高齢者住宅を分類する用語として最後に高齢者専用賃貸住宅があります。高齢者専用賃貸住宅はその名の通り高齢者のみを住居者とする賃貸住宅です。高齢者専用賃貸住宅はサービス付き高齢者住宅と同じであり、2011年にこの分類は廃止されました。現在ではサービス付き高齢者住宅として統一されています。

高齢者住宅はどんな人におすすめ?その留意点とは?

このように高齢者住宅の中にもいくつかの種類があります。それでは高齢者住宅はどのような高齢者におすすめなのか見てみましょう。高齢者が施設への入居を希望する場合、まずは老人ホームと高齢者住宅という2つの選択肢があります。その中で高齢者住宅を選ぶべき高齢者の条件を見てみましょう。

高齢者住宅①こんな人におすすめ

高齢者住宅に入居をおすすめできる高齢者は、以下のような人だと言えるでしょう。

  1. 高齢者の一人暮らしとなり、先の事に不安を感じる。
  2. 基本的には管理をされない自由な生活がしたい。
  3. 自立して生活ができる。

高齢者住宅②留意点もあり

そしてこのような高齢者が高齢者住宅の入居を希望する場合、留意すべき点があります。それは以下の通り。

  1. 高齢者住宅の定義としてはサービス内容の規定はないので、自分が求めるサービスがあるか。
  2. サービス内容の料金、及び家賃や管理費の確認。
  3. 介護が必要になった場合は老人ホームなどに移る必要がある。
  4. 介護施設ではないので、緊急事態の際の対応の確認。

特に人気!サービス付き高齢者住宅とは?

高齢者住宅について、その種類と特徴を解説しました。高齢者住宅にもいくつかのタイプがありますが、その中で特に人気が高いのがサービス付き高齢者住宅です。サービス付き高齢者住宅はなぜ人気があるのか、その背景を探ってみましょう。

サービス付き高齢者住宅①特徴

サービス付き高齢者住宅はすでに解説した通り、介護や医療と連携したサービスを提供する高齢者住宅です。介護や医療と連携したサービスという場合、多くの人は老人ホームのような介護施設を思い浮かべるかもしれません。しかしサービス付き高齢者住宅で行われる介護とはそのようなものではありません。
サービス付き高齢者住宅に入居する高齢者のほとんどは日常的に自立しており、基本的介護を必要としません。サービス付き高齢者住宅で高齢者は、介護や医療の専門家から相談を受けながら自立した生活を送る事になります。

サービス付き高齢者住宅②設備

サービス付き高齢者住宅は見かけとしては一般的な賃貸住宅と似ています。そのためサービス付き高齢者住宅を介護施設として捉えている場合、違和感を覚える人もいるかもしれません。しかしサービス付き高齢者住宅が一般的な賃貸住宅と区別される特徴があります。
まずはサービス付き高齢者住宅で必須となっている条件はバリアフリーである事。一般的な賃貸住宅と比べると敷地内の手すりの数や段差のないこだわりが相違点と言えるでしょう。また個室の広さが25㎡と決まっていたり、車椅子に備えて通路の幅が広かったりと、高齢者に対しての配慮がなされています。

サービス付き高齢者住宅③入居条件

サービス付き高齢者住宅が入居者として指定する条件は以下の通りとなっています。
■60歳以上の高齢者
■介護もしくは支援を必要とする者
このような規定となっていますが、現実にサービス付き高齢者住宅を利用する高齢者のほとんどは、日常的な介護を必要としません。一人暮らしをするには不安が残る高齢者が、サポートのバックアップの元で自由に暮らせる施設。それがサービス付き高齢者住宅だと定義できるかもしれません。

サービス付き高齢者住宅④費用

サービス付き高齢者住宅に入居するためには、目安として以下のような費用が必要となります。
■敷金・礼金ほか:0円~数百万円
■家賃・光熱費・サービス料など:10万~30万円
敷金・礼金その他の初期費用は施設によって大きく異なっています。施設によっては毎月の費用が払えなくなった場合の補償金が必要となる場合があります。また家賃を一定の期間先払いするケースもあり、これらの場合は最高で数百万円が初期費用として必要。
その反面、敷金・礼金が全く必要ないケースもあります。サービス付き高齢者住宅に入居するための費用は施設によって大きく異なるので事前の確認が必要です。

サービス付き高齢者住宅と老人ホームはどう違う?

このようにサービス付き高齢者住宅は一人暮らしの高齢者を中心に人気が出てきています。そしてサービス付き高齢者住宅の比較対象となる施設に老人ホームがあります。サービス付き高齢者住宅と老人ホームはどう違うのでしょうか。最後のその差を見てみましょう。

サービス付き高齢者住宅と老人ホーム①サービスの違い

サービス付き高齢者住宅と老人ホームの違い、まずはサービス面についてです。サービス付き高齢者住宅では高齢者の管理として日常行われるのは安否の確認と生活相談となります。介護や食事の支給、健康管理などのサービスは通常は外部業者との契約となりオプションとなっています。
それに対して老人ホームでは介護を行う生活スタイルがベースとなっていて、食事から介護プログラムまでがセットになっています。施設の充実度としては老人ホームの方が整っています。また日常的な介護の必要度が高い高齢者はサービス付き高齢者住宅には入居できません。

サービス付き高齢者住宅と老人ホーム②自由度の違い

サービス付き高齢者住宅と老人ホームでは、生活の自由度に大きな違いがあります。サービス付き高齢者住宅では生活スタイルの上での管理は基本的にされません。通常の賃貸住宅の場合と同じく門限や外泊の制限はありません。また外部の知り合いを自宅に呼ぶ事も気兼ねなく行う事ができます。
追加サービスを申し込まない限りは食事も本人の自由となります。外食をしたり自炊をしたり本人の希望通りに行う事ができます。老人ホームの多くはこれらの条件に制限が付きます。

サービス付き高齢者住宅と老人ホーム③その他の違い

上記の条件以外にサービス付き高齢者住宅と老人ホームが異なる点として、まずは契約の方法があります。サービス付き高齢者住宅は通常の賃貸住宅と同じく入居時に敷金・礼金を払うスタイル。老人ホームの場合は入居時にサービスの利用料金も同時に支払う必要があります。
またサービス付き高齢者住宅は面積についての規定が設けられています。サービス付き高齢者住宅の各部屋の面積は原則25㎡以上。老人ホームでは部屋の面積の規定はありません。

高齢者住宅の需要は年々高まってきている!

このように社会の高齢化が進むにつれて、高齢者住宅の需要が高まってきています。高齢者住宅にもいくつかの種類がありますが、サービス付き高齢者住宅は特に人気が高くなっています。サービス付き高齢者住宅はいわば自由度の高い老人ホームという位置づけになってきています。
高齢者住宅は高齢者社会の新しい生活スタイルとなりつつあると言えるでしょう。

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