老人ホームの費用が払えない?様々な問題や対策

高齢になって、自宅で一人暮らしをする高齢者の方もいれば、夫婦揃って老人ホームへ入居する方もいらっしゃいます。老人ホーム入居すればプロのスタッフが毎日面倒みてくれますし、高齢者独特のコミュニティーなども作ることが可能です。毎日が充実した生活となりますが、その分老人ホームは高い費用がかかります。
今回はその老人ホームの費用が払えなくなった場合にどのような問題が発生するのか、またどのような対策が有効なのかなどを解説していきます。

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老人ホームの費用が払えないとどうなるのか

まずは老人ホームの費用が払えなくなるとどのような問題が発生するのか、といった件ですがもちろん退去の必要というのが出てきます。これは言わずもがなですが、退去の必要以外にも様々な問題が高齢者や残された家族にかかってきます。

退去の必要

まず第一に老人ホームの費用が払えないと出てくるのが退去の必要性です。もちろんお金が払えない人が老人ホームに居座る事ができないのは当たり前ですが、おそらく滞納を始めてから12ヶ月で退去の手続きがとられてしまいます。もちろん退去の手続きを取る前に、老人ホーム側の支払いの催促や状況の確認などを行ってくれますが、今後支払いする能力がないと判断されたり、数ヶ月の滞納が続いた場合などは退去させられてしまいます。こちらは入居する老人ホームの方針や、対応するスタッフによってもバラバラな点はありますが、老人ホーム費用を払わなければ数カ月で退去させられると考えていた方が健全です。

今後の介護は家族の負担

今後の介護は家族の負担となることもしっかりと頭に入れておく必要があります。これは老人ホームの費用が払えなくなり、自宅で生活をし始めた方に当てはまりますが、今までは老人ホームでスタッフの方が介護をしてくれていたことも、今後は家で家族がしなければいけないので、相当な負担になってしまう事は理解しておく必要があります。

高齢者のコミュニティがなくなる

これは老人ホームに入居していたからこそできる、高齢者同士のコミニケーションの場がなくなってしまうといった問題です。高齢者だけではなく、人と言うのはコミニュケーションをすることによって精神的安定などを得ることができますが、老人ホームから退去してしまえばそのコミュニティーもなくなってしまうため、高齢者の精神状態が不安定になることも想定されます。

老人ホームの費用が払えない理由

老人ホームの費用が払えなくなる理由ですが、主に3つの理由が考えられます。ほとんどが貯金等の底がついたなどの資金の枯渇が原因ですが、その原因を事前にすることによって様々な対策を行うことができるため、参考にしてみてください。

負担額の増加

こちらは老人ホームに入居した時、現在では介護レベル等の関係で負担額が増加してしまったと言うことです。老人ホームに入居した頃の費用で計算すれば、長い期間老人ホームに居座れたはずなのに、自身の負担額の増加に合わせて、その予定も早まってしまったケースです。
これは多くの高齢者に見られることで、老人ホームの入居当時は元気だったものの、次第に足腰が悪くなったり認知症などが出始めたりして、非常に高額な使用料金が発生してしまい、高齢者の持っている収入間や貯金だけでは、まかないきれなくなります。

資金調達ができない

こちらは主に不動産収入などの、不労所得を持っている高齢者の方に多いですが、貯金は少なくても不労働所得で得た収入を老人ホームの使用費用に充てることで、今まで生活してきたものの、何らかの理由でそれらの所得がなくなってしまい、費用が払えなくなるといったケースです。
このようなケースは不労所得がある高齢者に限っての話なので、すべての高齢者というわけではありませんが、このような事態も想定して老人ホームの計画を立てる必要があります。

金銭援助が無くなった

こちらは家族などに金銭的援助をしてもらっていた高齢者にありがちですが、何らかの理由で金銭的援助が得られなくなってしまったケースです。
家族に子供が生まれた、大きなお金を必要とする出来事があった、などの理由で高齢者に援助できるほどの金銭的余裕がなくなるというのは、当たり前に起きてしまうことであり、誰かに金銭的援助をしてもらいながら老人ホームで生活をしている高齢者の方は気をつけるべきポイントの1つです。

老人ホームの費用が払えない場合の対処法は?

老人ホームの費用が払えない状態になってしまった高齢者の方が、今からできる対処法というのは少ないですが存在します。
そんな老人ホームの費用が払えない問題の対処法について紹介します。

転居する

これは1番手っ取り早いですが、現在の老人ホームよりも費用が安い老人ホームへ転居する、もしくは家族の自宅などへ転居すると言うのが最も簡単で、周りにそこまでの負担はかかりません。もちろん家族の家に引っ越してしまうのは、その家族に負担がかかるかもしれませんが、より良い人間関係を築けている場合なら、家族のみんなも歓迎してくれますし、できるだけ自立した生活を送ることによって、家族の理解も得られやすくなります。
また費用が安い老人ホームへ転居するというのも、非常に簡単な手段の1つで、費用が高いところから安い所へ転居するというのは、設備のクオリティーの低下や、また新しく人間関係を構築し直さなければいけないなどの面倒さや、不満はあるかもしれませんが金銭的な問題には代えられません。

生活保護

こちらは生活保護を受けるというものですが、様々な手段を施しても老人ホームへの費用が払えない、生活する能力がない場合のみに使用できます。例えばまだ貯金はあるのに今の老人ホームに居座りたい、家族とは一緒に暮らしたくないといった、ただのわがままでは生活保護は使用できないため、あくまでも最終手段として考えておくことをおすすめします。

周りに金銭的援助を頼む

こちらは高齢者にとっても、頼まれる側にとってもあまり良い案ではありませんが、金銭的援助を頼むというのも1つの対処法です。
この場合、基本的に周りというのは自分の家族の事ですが、現在は夫婦共働きをしても金銭的余裕がない家庭が多いため、親の老人ホーム費用を賄えるほどの経済的余裕がある人は、少ないと考えていたほうがいいです。
しかし全額負担ができなくても、1部の費用を負担してもらえることができるかもしれないので、本当に困った時は最終手段として頼ってみるのも良いです。

老人ホームの費用が払えない問題の対策

老人ホームの費用が払えない問題の対策としては、入居前に行うことがほとんどですが、現在老人ホームに入居している人でも行えるものがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

入居前にしっかりとお金を計算する

入居前にしっかりとお金を計算をする事は必然であり、例外なくすべての高齢者が行う必要があります。また高齢者が苦手という場合は、貯金額や将来的に見込める収入の有無などを考慮して、家族の誰かに計算してもらう、プロの方に依頼するなどの対策が必要となってきます。貯金を全て老人ホームの費用として計算する事はできませんし、もしも何かあったときのためにいくらか貯金は残しておきたいと思う方も多いです。そのため老人ホームにいくら支払うことができるのか、また何年間老人ホームで生活することができるのか、といった点も入居する前に計算しておく必要があります。

リサーチはしっかりとする

これは老人ホームの費用についてのリサーチですが、老人ホームといっても安いものから高いものまで幅が多いです。もちろん安いものでは従業員の数が少なかったり、部屋が狭いなどの問題は多少なりともありますが、金銭的にあまり余裕がない人にとっては、安い料金で老人ホームの利用ができるのはありがたいことです。
また金銭的に余裕がある人は、高い老人ホームを利用することでより快適で、充実した老後生活を送ることが可能です。
老人ホームと言うのは必然的に高齢者同士のコミニュケーションができるため、安い老人ホームで施設の中身が充実していないと感じていても、より良い人間関係ができれば非常に幸せな残りの人生を送ることができます。
そのため無理に高い老人ホームに入居するのではなく、金額の安い老人ホームを探して入居するのも1つの手段です。

周りの人の協力状態を把握する

老人ホームの費用が払えない問題というのは、老人ホームを利用する人が増えるにつれて増加をたどる一方で、年金問題や不動産の価格が下がるなどの問題で高齢者の収入源がなくなるといったことも、原因の1つとなっています。そのため老人ホームに入居する前は、しっかりとお金の計算ができていたとしてももしも何かあったときに周りの人の協力が得られるかと言うのを把握しておく必要があります。
少ないながらも家賃収入があるため、その1部を老人ホームの費用に回せると思っていたら、空室になってしまった。年金をあてにしてたら思っていたよりももらえる額が少なかった、といった状況に追い込まれたときに誰が助けてくれるのか、金銭的な援助をしてくれる方はいるのかいないのかを理解する事は非常に大切です。これだけでも老人ホーム選びが慎重になったり、もしものときのことを想定した心の準備などもできるため、入居する前はいちど周りの金銭的援助が受けられるのか受けられないのかの確認は必須です。

まとめ

老人ホームというのは毎日様々なレクリエーションを用意してくれたり、プロの方のお世話、高齢者同士のコミニケーションなど様々なメリットが多い施設の1つで、最近では自ら老人ホームに入りたがる高齢者の方もいらっしゃる程ですが、決して安い値段で利用できるわけではないため、入居する前に高齢者自身の経済的余裕があるのか、何かあった場合は家族がしっかりと協力できる体制なのか、といった点はしっかりと慎重に考える必要があります。
老人ホームも値段はピンキリで、ジムやプール、様々なタイプの娯楽施設が充実した高級老人ホームというものから、必要最低限の生活基準をクリアしたような安い老人ホームまで、その値段はかなり差があるので、もし金銭的に余裕がないから老人ホームに入りたい人は安い方が、金銭的に余裕がある方は少し高級な老人ホームを選ぶなどの工夫をすることによって、より長く体に快適な老人ホーム生活を送ることができます。

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