見守りサービスの中には、家電を利用したものがたくさん存在し利用していても監視されている感覚が少ないため好評が多いです。また、スマホなどを使えば外出時にも見守りができますし、日常品として使えるものも多いのが見守り家電の特徴です。
今回は、利用者にも好評な見守り家電を6つ紹介していきます。
おススメの見守り家電6選!
ポット
ポット型見守り機はポットの費用状況をメールにて伝えてくれるサービスです。ポットとしての機能は十分にあり、使用時間と使用した機能が毎日送信されます。
また、1週間に一度使用状況をグラフにしたものが送られてくるため生活リズムの把握や、何か異変が無いかなどがすぐにわかります。
いつもは8時にならないと電源が付かないのに最近は7時過ぎには電源が付くようになった、最近は給湯の量がかなり増えたなどといった状況から健康を確認でき、逆に使用歴が少なくなれば何か健康に異変があるかもしれない、と早期に発見できるようになります。
また、ポット以外の機能も充実していて外出の際に押す「お出かけキー」やそれを解除した時に行く帰宅の通知など、しっかりと使えばこれ一つで十分見守りができる優れものです。
カメラ
見守りカメラは、防犯カメラのようなイメージで携帯やタブレットなどで見れるリアルタイムの映像、録画した映像によって見守ります。
生まれたばかりの赤ちゃんや、体の悪い高齢者がいる場合などに使われますが、高齢者の場合嫌がられる場合が多いです。部屋の中に防犯カメラが設置してある感覚ですので、設置する前に家族との話し合いが必要になります。
また、設置するための工事費用が必要になってくるので初期費用は見守り家電の中でもかなり高くなります。
それでも24時間いつでも見守ることができるし、映像なので異常事態の状況がすぐにわかるといった見守る側のメリットは非常に大きいです。
センサー
これはセンサーを家電や家具、ドアなどに設置して日常的な動きを見守るといったものです。主に高齢者を対象に使い、自炊をする人なら冷蔵庫や散歩に行く人なら玄関付近などに付けることが多いです。また、トイレや寝室の扉などの毎日通る場所に付けることによって、高齢者の安全を確認するといった使い方もあります。
センサーが反応すれば形態やタブレットに通知が来るシステムなので、何か異変があったら気づきやすいです。
ワットチェッカー
ワットチェッカーは電気代や水道代などの使用歴をスマホに送ってくれるサービスです。使用歴から生活の様子がわかりますし、全く使用しない人などいませんから使用歴がない場合はすぐに異変に気づけます。これは毎日送られてくるサービスや週に一回など送られてくるペースはサービスによって違いがあります。
監視されている感じがなく、高齢者のことを考えたサービスとなっていますがもしも倒れてしまっても、エアコンや電気がつけっぱなしだったため電気の使用は普段通りに見えたなどの場合もあるので注意が必要です。
スマホ、電話機
スマホや電話機を使った見守りサービスの種類は多く、GPSを使って外出時の様子を見守るものや、定期的に電話をかけて高齢者の安否を確認するといったものがあります。
GPSに関してはアプリをスマホに簡単に入れられるし、簡単な見守り機能が付いたスマホもあります。習い事で帰りが遅くなったり、仕事の関係で自自分の帰りが遅くなる人などが子供の様子を見守ることができるし、危ない場所に行っていたら履歴で確認できるので安全の教育にもなります。高齢者の方には散歩時やアウトドアの人にスマホを持ち歩いてもらうだけで簡単に見守りができます。
電話機を利用した見守りサービスは主に高齢者が担当で、離れて暮らす高齢者に家族の録音メッセージを定期的に届けて健康確認をするものや、電話会社の人間が直接 かける場合もあります。
電球
電球型見守りは点灯時と消灯時に家族に通知が行き、一定期間点灯がない場合も通知が行くサービスです。利用者にも、一日中点灯がないのはあり得ないし電球も取り換えるだけで利用可能なので非常に便利と好評です。
また使用する際にWi-Fi等は不要、なおかつ特別な工事等も必要なく食費用途が高くないといったメリットや監視されている感覚がないといったメリットもあります。
子供が夜までお留守番していたり、高齢者が一人で暮らしていたりと対象者は様々で非常に便利な見守りサービスです。
見守り家電のメリット
見守りサービスはたくさんありますが、家電型の見守りは家電としても使えるなどのメリットがあり、見守り機が家にあっても苦痛じゃないといった声が多いです。
セキュリティ会社等のサービスや訪問系よりも家族が慣れやすく家電型見守りサービスを利用する人は年々増えていっています。
そんな家電型ならではのメリットを紹介します。
日常生活を見守れる
いざとなったときの為だけではなく、日常生活をしっかりと送れているかのチェックができるのが一つのメリットです。日常生活を見守るので、ちょっとした変化でもいつもと違えば気づきやすいでし、早い対応が可能になります。
いつも30分以上の散歩をしていた人が最近は10分程度になった、最近は自炊をしている回数が少ない、などのちょっとした変化にも気づくことができ、事態が悪化する前に異変に気付くことができます。
日用品として使える
日用品として使えるのも大きなメリットの一つです。セキュリティー会社からは持ち歩き型の緊急通報機などがありますが、いちいち持ち歩くのは面倒といった声もあります。しかし、ポットや電球、スマホなんかは毎日使うものだし、センサーも付けるだけなので邪魔にならない、など日常生活で使えるものを見守りにも使うといったサービスは非常に人気です。使えるものだと、わずらわしさもないし見守る側も見守られる側に両方にメリットがあります。
安い
カメラは少々高くつきますが他の見守り家電は月額が安く済む、また家電としても利用できればさらに安く済むといった特徴があります。ポットなんかは見守りとポットの2つの役目を果たしてくれますし、センサーだけなら月額も3,000-5,000円で収まります。
このように月額が安く済むというのも大きなメリットの一つです。
見守り家電のデメリット
家電型見守りサービスにはメリットも多いですが、同じようにデメリットもあります。家電だからライフスタイルが変われば使わなくなるといったデメリットもいくつかあるのが事実です。
そんな家電型だからこそ起こるデメリットを紹介します。
使わなくなる場合がある
これは家族の一工夫によって解決することが多いですが、ポットや携帯などは使わなくなる場合があります。高齢者は特に携帯を常に持ち歩く習慣がない人が多く、子供も塾帰りには携帯の充電がなくなったということもあります。
そういった「使わなくなった」「うまく機能しない」といった点をなくす工夫が必要になるので、そこがデメリットです。
複数のサービスが必要
これはどの見守りサービスのタイプにも共通ですが、一つのサービスだけでは生活すべてを見守ることはできないということです。家の中では完璧でも、一歩外に出れば違う見守りサービスが必要になるということです。
それに必ずしも一つのサービスで利用者が満足するとは限らないのです。センサーで安否の確認はできるど、元気にしてるかはわからないといった声もあり、多くの場合は複数のサービスを利用するので一つ一つのサービスは安くても複数利用すれば高くなるといったデメリットもあります。
嫌がられる
特に高齢者に多いですが、見守りサービスを受けることを嫌がる人がいます。一番嫌がられるのはカメラ型で、ほとんどの高齢者が嫌がります。センサー型や電球型などは比較的受け入れてくれる人が多いですが、それでもプライバシー関係で嫌がる方も一定数います。自分は見守りなんていらないという主張をする高齢者の方もいます。高齢者と一緒になって見守りについて考えたり、サービスの説明を受けるなどしてしっかりと見守りの大切さを理解してもらう必要性があります。
見守り家電の料金
家電系の見守りサービスは安いものから高いものまでピンキリです。一番安いものだと電話系で月額は1,000円程度から始められます。また契約金は2,000円が相場なので気軽に始めることができます。訪問型も郵便巨のサービスなら月額2,500円固定で他の宅配系は物の代金プラス1,000円が相場です。センサーやカメラ系はその見守り機能の高さや専用機器を使うので初期費用や月額が高くなる場合が多く、設置費や契約金を含めて80,000円程度かかり、月額はセンサー系で4,000円前後、カメラ系で8,000円前後となります。
もちろん複数のサービスを同時に利用すれば10,000円を超える月額になったり、初期費用が高い見守りサービスもありますが家族の安全を考えれば払うといった人も多く、まずは安いものから試してみることがおすすめです。
まとめ
家電系の見守りサービスはその便利あから利用している人も多く、その分いろんなサービスがあるので自分に合ったサービスを選ぶことができます。しかし、家族の理解が得られなかったり、一つ一つのサービスは安いが満足する見守りプランは意外と月額が高かったりといったデメリットがあるのも事実です。
また、見守られる側が家族に対して申し訳ないと思ってしまうこともあり、見守りサービスを利用するには、お互いに理解し合うことが大切になってきます。
自分の利用したい見守りサービスと家族が求めるものが合っているのかしっかりと話し合い、理解を得ることができれば高齢者や子供にとっても家電型見守りは便利で素晴らしいものになります。