子供の習い事の帰りが夜遅くになるから心配、高齢の両親の外出中に何かあるかもしれないなど、子供や高齢者の外出時には心配になる人が多くいます。
かといって自分が毎回ついていけるわけでもなく少しでも帰りが遅くなった時には心配になる、そんな人たちにおすすめなのが見守りアプリです。また高齢者の安否が知りたい、子供の行動やスマホ利用を制限したい場合も見守りアプリが役に立ちます。
見守りアプリはGPS機能を利用して外出時の安全を見守るアプリで高齢者や子供の見守り用に利用されます。
本記事ではそんなおススメの見守りアプリを5選紹介していきます。
見守りサービスアプリとは
見守りアプリというのは主にスマホにダウンロードして、外出中の子供や高齢者の見守りを行います。スマホにあるGPS機能を使用したアプリがほとんどで、基本的には現在地の確認や移動ルートの確認などができます。その精度やサービス内容はアプリによって大きく変わってきますが、多くが外出時の見守りアプリとなっています。
しかしiPhoneとアンドロイドではアンドロイド用アプリのほうが圧倒的に多く、 iPhoneでは利用できないけどアンドロイドなら利用可能といったアプリも多く存在するためiPhoneユーザーは注意が必要です。
おススメ見守りサービスアプリ
外出時の見守りサービスは専用機器、見守りスマホなどの見守りに特化したものを携帯する必要がありますが、キャリアが同じスマホでないと見守り機能が使えなかったり、持ち運びが面倒といった問題があります。しかしアプリを利用すればその問題も一気に解決します。
普段はスマホとして利用することができ、万が一の時様に見守りもできるといったスタンスが見守りアプリの特徴です。
お元気ですか
お元気ですかは高齢者を見守るために開発されたアプリで、操作方法が非常にシンプルに作られています。
80種類のメッセージテンプレートがあり、その中から高齢者自身が選んで送信できるようになっています。テンプレートの一例として「家にいる」「のんびりしてる」「元気がない」「助けが必要」などがあり、組み合わせることにより「家にいてのんびりしているよ」、「家にいて助けが必要だよ」などとメッセージを送信することができます。
スマホの操作方法がわからない高齢者でも簡単に意思表示ができるメリットがありますが、倒れてしまったときなどの緊急時には不向きのアプリです。
このアプリはアップルストアで無料利用できます。
Life360
Life360は子供から高齢者まで幅広い年齢層で使用することができます。GPSを使った居場所確認や移動ルートの確認ができるため、外出時の見守りができます。
また万が一の時用に緊急通知機能も搭載されているため、子供や高齢者に何かあった時でもすぐに対応することができます。
見守る側が安心できるという評判が多く、その理由としては塾に通っている子供がいつもの時間になっても帰ってこない、買い物に出かけただけなのに1時間も帰ってこない、などの状況でも位置情報を確認すれば今どこにいるのかがわかります。塾帰りにコンビニによってたり、買い物の後に散歩をしているだけだったりと余計な心配をしないで済みます。
子供や高齢者が特定の習い事などに行っている場合は、その場所を登録するだけで到着時に通知が来るので安心です。
iPhone、アンドロイド両方で無料利用できます。
ココイル
ココイルはサークルなどのグループが利用するアプリで、登録したグループの位置情報やメッセージを確認できます。
グループ内のめんだーにはアバターが設定され、リアルタイム毛どこにいるのか、どのルートを移動しているのかを把握することができます。
これは家族間での利用も可能で、子供や高齢者の見守りだけでなく自分たちの位置情報も共有したいといった家庭にはおススメです。
しかし家族で利用する場合はデメリットも存在し、基本的に12時間立つと位置情報の共有はできなくなります。こちらの時間は伸ばすことが可能ですが毎回行っていると面倒になるかもしれません。
また、子供や高齢者が自らの意志で抜けることも可能なため、塾の日だけや遠出するときだけ見守りたい場合などの一時利用したい場合におススメです。
iPhone、アンドロイド両方で無料利用が可能となっています。
iシェアリング
iシェアリングは位置情報の共有ができるアプリになります。ほかアプリと同様にGPSを利用しますが特徴は位置情報を確認する画面の中で相手とチャットができる点です。チャットだけでなく音声メッセージを送信することもできるので、スマホの扱いに慣れていない高齢者の方でも気軽に利用できます。
また、プレミアムサービスに登録することで誰がどこに行ったかの確認もできるので離れて売らす高齢者や、夏休み中の子供の行動なども把握することができます。
iPhone、アンドロイド両方で無料利用が可能となっています。
あんしん365
あんしん365は高齢者の安否を確認する見守りアプリですS。指定した時間になるとアラームが鳴り、画面がタッチされると見守り側に通知が行きます。またタッチされなかった場合はその通知もいくため、何かあった時には素早く対応できます。
高齢者は画面をタッチするだけでいいので誰でも簡単に利用できます。またタッチした時の場所情報もわかるので使い方によっては子供の習い事時にも適応します。
メリットも多いですがデメリットもあり、タッチされなかったので急いで家まで見に行くとただ寝てただけ、スマホの電池が切れてただけといった場合も大いにあります。
また使用できるのはアンドロイド端末のみとなるので、iPhoneを使用している方は利用できません。
アプリ自体は無料となっていますので一度体験的に利用してみるのがおすすめです。
スマモリ
スマモリは位置情報の確認や緊急連絡機能などの外出時の安全を見守る機能も充実していますが、そのほかにもアプリはサイトへのアクセス制限、使用時間、歩きスマホの制限機能などもあるため、外出時の見守りだけでなくスマホ利用をより良くするための機能も充実しています。
また、時間制限については一部の時間帯での設定も可能なため勉強時間を設けてその時間はスマホをできないようにすることも可能です。
iPhoneとアンドロイド両方で月額400円で利用が可能になっています。
こちらは有料アプリとなるので利用するのに一度ためらう人が多いですが、子供が数人いる場合でも一つの端末から管理できますし、一週間のスマホ利用量がグラフ化されてみることができます。また年齢に応じて制限のかけ具合も変更できるため子供の見守りアプリとしては非常におススメです。
見守りサービスアプリのメリット
見守りアプリ最大のメリットは子供や高齢者が自分と一緒にいないときの行動を見守れることです。子供は知らずに犯罪に巻き込まれたり、自ら非行に走ってしまうこともありますし高齢者なら外出時に体調を崩したり、自分の意思とは関係なく徘徊してしまう可能性もあります。そういった危険性から守れるのが見守りアプリです。
何かあったときは緊急連絡ができるアプリが多いですが、緊急連絡する前に倒れてしまった場合でも、ちょっとした異変に気付くことができれば居場所を確認して様子を見に行けます。
このように使い方ひとつで外出時の安全が守れるというのは非常に大きなメリットです。
また、見守りアプリは無料で使えるアプリが多いです。見守りサービスなどを利用すれば月々のお金がかかってしまいますし、外出時用の見守りサービスは非常に少ないです。そのため見守りアプリというのは数少ない無料で外出時を見守れるサービスです。
見守りサービスアプリのデメリット
見守りアプリのデメリットはすべて自分たちで行う必要があることです。もしも離れて住む高齢の両親に異変があったとしてもセキュリティー会社のように隊員が駆け付けてくれるわけでもなければ、お知らせをしてくれるわけでもありません。
外出時には自分で定期的にチェックする必要がありますし、何か起こったら自分で駆け付けなければいけません。
それに家にスマホを忘れていった、スマホの電源が切れたなんてことがあったらアプリの使用はできなくなります。特に子供は学校にスマホを持っていくことを禁止されている場合も多く、夫婦共働きだから登下校時も見守りたい人には不便です。
このように無料で使えるメリットはありますが、デメリットも多く存在するため利用する際には気を付ける必要があります。
まとめ
見守りアプリは子供や高齢者の外出時だけでなく普段の生活やスマホ利用料なども見守ることができるので、多くの家庭に利用されています。それに無料のアプリも多く存在し、気軽に使える問ったメリットも存在します。しかし有料アプリになると見守り機能の多さは制度は格段に違うため、数百円払うことに抵抗が無いのなら有料版を利用することを強くお勧めします。
しかしどれだけ高い精度を誇っていてもスマホを持ち運ばなかったら位置情報を利用した見守り機能は使えないし、電池切れなども使えなくなります。
あくまで見守りアプリはスマホあってこそ機能するということを理解して利用する必要があります。子供のスマホ制限はスマホで見なくてもパソコンを使ったりと今の時代は抜け道が多いので注意が必要です。
このような注意を心がけることによって気軽に子供と高齢者の見守りができるようになるので自分に合った見守りアプリを利用するのもおススメです。